【 犬の病気の種類 】

2025/02/15

【 犬の病気の種類 】








 犬の病気は非常に多岐にわたりますが、ここでは一般的な分類と代表的な病気についてご紹介します。

1. 感染症


  • ウイルス性疾患: 犬ジステンパー、犬パルボウイルス感染症、狂犬病、犬伝染性肝炎など。
  • 細菌性疾患: レプトスピラ症、犬ブルセラ症など。
  • 寄生虫疾患: フィラリア症、犬回虫症、犬鉤虫症など。
  • 真菌性疾患: 犬皮膚糸状菌症(水虫)など。


2. 内分泌疾患


  • 糖尿病: インスリンの分泌不足や作用低下により、血糖値が異常に高くなる病気です。
  • 甲状腺機能低下症: 甲状腺ホルモンの分泌が低下し、代謝が低下する病気です。
  • クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症): 副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される病気です。


3. 消化器疾患


  • 胃腸炎: 細菌やウイルス感染、食物不耐性などにより、胃や腸に炎症が起こる病気です。
  • 膵炎: 膵臓の炎症により、消化酵素の分泌が障害される病気です。
  • 異物誤飲: 異物を飲み込んでしまい、消化器に詰まってしまう病気です。


4. 循環器疾患


  • 心臓弁膜症: 心臓の弁が正常に機能しなくなり、血液の逆流が起こる病気です。
  • 拡張型心筋症: 心臓の筋肉が薄くなり、収縮力が低下する病気です。


5. 呼吸器疾患


  • ケンネルコフ: 複数のウイルスや細菌感染によって起こる、犬の呼吸器系の感染症です。
  • 気管虚脱: 気管が潰れてしまい、呼吸困難を引き起こす病気です。


6. 泌尿器疾患


  • 膀胱炎: 細菌感染などにより、膀胱に炎症が起こる病気です。
  • 尿結石: 尿中にミネラル成分が結晶化し、尿路に詰まってしまう病気です。
  • 腎不全: 腎臓の機能が低下し、老廃物が体内に蓄積される病気です。


7. 神経疾患


  • 椎間板ヘルニア: 椎間板が飛び出し、脊髄を圧迫する病気です。
  • てんかん: 脳の異常な興奮により、痙攣発作を起こす病気です。


8. 腫瘍


  • 癌: 悪性腫瘍であり、様々な臓器に発生する可能性があります。
  • 良性腫瘍: 比較的おとなしい腫瘍であり、転移することは少ないです。


9. その他


  • アレルギー: 特定の物質に対して過剰な免疫反応を起こし、皮膚炎や消化器症状を引き起こす病気です。
  • 関節炎: 関節の炎症により、痛みや腫れが生じる病気です。


上記以外にも様々な病気がありますが、愛犬の健康を守るためには、定期的な健康チェックやワクチン接種、バランスの取れた食事、適度な運動などが大切です。


もし愛犬の体調に異変が見られた場合は、早めに動物病院を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。




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